グッド・モーニング・トゥ・ユー! ケニアで障がいのある子どもたちと生きる
グッド・モーニング・トゥ・ユー! ケニアで障がいのある子どもたちと生きる
すべての命は神さまからの美しいギフト
小児科医としてケニアで障がい児支援施設「シロアムの園」を創設した著者。「不幸を招く厄介者」と見られていた子どもたちがニーズに合ったケアと愛情を受けると、その子にも親にも笑顔がこぼれ始めた。黙殺されていた命が輝き始めた瞬間だった。命を値踏みする社会に鋭く問う1 冊。著者は、さだまさし氏が設立した「風に立つライオン基金」のきっかけになった。
目次 公文和子先生のこと さだまさし 第一章 ケニアで障がいのある子どもたちと生きる理由 第二章 すてきな応援団 第三章 グッド・モーニング・トゥー・ユーで始まる一日 第四章 行事に込められた思い 第五章 子どもたち一人ひとりに寄り添うこと 第六章 私の愛する子どもたち 第七章 神様が遣わしてくださった人たち 第八章 相模原障がい者施設殺傷事件から思うこと 第九章 これからのビジョン あとがき
【さだまさし氏による推薦のことばより】
「風に立つライオン基金」は、公文和子先生との出会いから始まったのです。僕は遠い町からいつも祈っています。
さだまさし
*風に立つライオン基金:国内外の僻地医療や大規模災害の復旧現場で奉仕活動をする個人や団体を支援する公益社団法人。
シロアムの園 公式サイト
https://www.thegardenofsiloam.org/
公文和子さんの活動を読むことができる『旬人彩人』はこちらから
著者・訳者など:公文和子
ページ数:192+口絵3頁
判型:四六判
ISBN:978-4-264-04269-3
<著者略歴>公文和子(くもん・かずこ)
1968年、和歌山県に生まれる。父の転勤に伴い、幼稚園~高校時代を東京で過ごす。88年に北海道大学医学部入学。94年、小児科医として働き始める。2000年、リバプールに留学し、一年間、熱帯小児医学を学んだあとシエラレオネへ。その後、02年からケニアで仕事をし、15年、障がい児とその家族のためのキリスト教主義の施設「シロアムの園」を設立。すべてのいのちは神が美しく造られたものという思いのもと、隣人として命を支えるその働きは、支援の輪を広げつつ継続され、ナイロビ郊外の土地に新たな施設も準備中である。