愛は勝利です　キリストの愛が織りなす奇蹟の人生

貧しさと病の絶望の中でキリストと出会った沖縄の少女。彼女は身体の癒やしを経験し、献身の生涯へと導かれていった――支えてくれた数多くの人々への感謝を込めて、自身の来し方を教会と家族の歩みとともに振り返る感動の証し。神の奇しい摂理の物語。
 

＜＜目次＞＞

はじめに〔池田　博〕

Ⅰ　ひたすら耐えた日々
自然の恵みに育まれて
絶望の極み―骨髄炎発症

Ⅱ　備えられていた出会い
神様から遣わされた人たち
光の世界に移されて
「見る信仰」を礎に
主は癒やしてくださった！
人生に絶望はありません〔池田　博〕
名嘉先生と奇蹟の再会

Ⅲ　摂理の御手に導かれて
献身へのひとすじの道
子どもたちの祈りに現れた神のみわざ
妻は最高のパートナー〔池田　博〕
廃品回収伝道は最強の武器〔池田　博〕
レザークラフトとともに
中高生会に現れた神のみわざ〔池田　博〕
登喜子先生の祈りと笑顔に支えられて〔木島浩子〕
ひたすら的に向かって―中高時代からの恵みの歩み〔平野尚美〕
祈りが突破口を開く〔池田　博〕
だれも閉じることができない門〔池田　博〕
荒野に道を、荒れ地に川を
真の礼拝者として（メッセージ）

Ⅳ　日々の恵みを数えつつ
幼子との会話から
戻ってきたカメちゃん
下には永遠の腕が……
「父さん、お祈りでしょう」〔池田　博〕
目標を掲げて祈る〔池田　博〕
家族旅行も主とともに
“良きサマリヤ人”ブラッキーさん
聖献、恵賜、それぞれの信仰継承
三重の喜びの時が来た―聖献
受洗に至る歩み〔池田聖献〕
アメリカツアーで変えられて―恵賜〔池田　博〕

Ⅴ　愛は勝利です
補い合って担い合って
すべてが益とされて
母は強し、母は優し〔池田聖献〕
信仰の人〔池田恵賜〕
主が備えてくださった三人の母
父（養父）を想う―リバイバル聖歌一三二番に寄せて

終わりにあたっての感謝

著者・訳者など：池田登喜子

【池田登喜子】
1938年12月20日　沖縄県名護市で生まれる。2歳で祖母に引き取られる／1951年夏　13歳で右足に骨髄炎発症。病床生活に入る／1954年4月21日　病床で受洗／1956年　神山本慎牧師一家の養女となる／1958年　那覇のキリスト教集会で奇蹟の癒やしを受ける／1964年　献身。東京聖書学院入学／1967年　同校卒業。沖縄中央教会副牧師／1969年　池田博牧師と結婚。横浜の本郷台キリスト教会へ。伝道師、副牧師を歴任／2015年　アドバイザー牧師／2021年　82歳。現在に至る

ページ数：256頁

判型：B6判
ISBN：978-4-264-04331-7