焚き火を囲んで聴くキリスト教入門

焚き火を囲んで聴くキリスト教入門

(18805)
いのちのことば社・フォレストブックス

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月刊誌「百万人の福音」での連載「焚き火相談室」からセレクトした、聖書や信仰の話をまとめた一冊。毎回、テーマに合ったゲストを招き、相談室長の大頭牧師との対談で、難しいテーマも分かりやすく解説していく。ちょっと変わったキリスト教入門書。

聖書や信仰、教会には不思議に思うことがたくさんあります。それらはたいていの場合、白か黒かと言い切ることのできない微妙さを含んでいて、しかも、その微妙なところが、そのものの核心に触れている、そんな気がするのです。(本文より)

目次

はじめに

第一章 聖書についての素朴な疑問

 十字架でキリストが死んだけど、神は死なないんじゃないの?
  《神聖と人性》 ゲスト回答者 濱和弘
 聖書って六十六巻もあって全体がよくわからないのですが
  《聖書は1つの物語》鎌野直人
 キリストの母マリアは、処女のまま身ごもったそうですが、空想ですよね?
  《神の全能性》昌川信雄
 聖書の神は、父、子、聖霊の三種類があるですか?
  《テーマ 三位一体》松島雄一
 神はすべてを決められるのに「御子を犠牲にした」と言われても
  《神義論》山?アランサム和彦
 身を守るために格闘するのは聖書では〇? ×?
  《テーマ 非暴力》南野浩則
 黙示録って変な怪獣が出てきて意味がよくわからない
  《終末論》安黒 務
 聖書の中で、敵を滅ぼす?聖絶?を神が命じているけど、ひどくない?
  《神のきよさ》鎌野 直人

第二章 クリスチャンという生きかた

 安全を祈って出かけた旅先で事故に遭って入院……。祈りは無意味?
  《祈りの答え》豊田信行
 クリスチャンだけど色々不です。これって神さまを信頼してない?
  《共に歩む神》川上直哉
 最近教会に行き始めた者ですが、初詣で神社に行ってはダメですか?
  《偶像礼拝》鎌野直人/金井由嗣
 クリスチャンって?きよい?生活しないといけないんですよね?
  《きよめ》岩上敬人
 教会でよく聞く『霊的』って、  どんな意味なんですか?
  《霊性》中村佐知
 クリスチャンなのに怒りっぽい私はどうしたらいい?
  《怒り》小渕朝子
 クリスチャンになったら描く絵も敬虔じゃないとダメですか?
  《信仰と芸術》早矢仕宗伯

第三章 キリスト教周辺事情

 キリスト教とユダヤ教。基本は同じ? 全然違う?
  《ユダヤ教》手島勲矢
キリスト教って社会の役に立ってる?
  《役割》内田樹
感染症や貧困問題、戦争に対してクリスチャンは何ができるの?
  《教会と会》稲垣久和
キリストのために殉教しないと、クリスチャンになれない?
  《献身》高橋秀典

番外編 

 記事にセクハラ発言があるとの指摘があり、専門家に問題点をうかがいました
  《ハラスメント》城倉由布子

あとがき


※本書は月刊「百万人の福音」(いのちのことば社)で連載された「焚き火相談室」(二〇二〇年〜二〇二三年掲載)からセレクトしてまとめたものです。文中の時に関する記述は、雑誌掲載時のものです。

著者・訳者など:大頭眞一と焚き火を囲む仲間たち
ISBN:978-4-264-04406-2

大頭眞一
1960年神戸市生まれ。三菱重工(株)で14年間勤務後、英国ナザレン神学校・同大学院を経て、関西聖書神学校で学ぶ。現在、京都府の明野キリスト教会と京都信愛教会の牧師。著書に『聖書は物語る』『焚き火を囲んで聴く神の物語・対話篇』『アブラハムと神さまと星空と』創世記<上>(以上、ヨベル刊)など。訳書に『神の物語』(マイケル・ロダール著)。

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