謙遜(ニュークラシック・シリーズ)
謙遜(ニュークラシック・シリーズ)
信仰と謙遜は、その根本において一つ。
主イエスの謙遜の「模範」にならうために、みことばからその奥義を学ぶ。
神の恵みから人を遠ざける高ぶりの危うさと謙遜の大切さを説く。キリストほど謙遜であられた方はほかにない。どうしたら主イエスの模範にならうことができるのか。みことばによってその奥義を学ぶ。生涯に240冊もの著書を著した祈りの人マーレーの名著、待望の復刊。
イエスの謙遜は、私たちの救いです。……その恵みは、高ぶりの誘惑に対抗するためにも、私たちにとって十分なのです。イエスの御力は、私たちの弱さのうちに完全に現れるのです。私たちは弱くあること、へりくだっていること、無価値なものであることを選びましょう。謙遜を喜びとしましょう。喜んで弱さを誇りましょう。(本文より)
目次 序 一 謙遜=被造物の栄え 二 謙遜=あがないの奥義 三 イエスのご生涯における謙遜 四 イエスの教えにおける謙遜 五 イエスの弟子たちにおける謙遜 六 日常生活における謙遜 七 謙遜と聖潔 八 謙遜と罪 九 謙遜と信仰 十 謙遜と自我に対する死 十一 謙遜と幸福 十二 謙遜と高揚 原注 謙遜のための祈り 解説
著者・訳者など:アンドリュー・マーレ―/松代幸太郎
ページ数:112頁
判型:四六判
ISBN:978-4-264-04418-5
アンドリュー・マーレー
1828―1917年。南アフリカのオランダ改革派教会の牧師。南アフリカに牧師の子として生まれ、イギリスとオランダで学ぶ。帰国後ブルーフォンテン教会で牧会する傍ら、巡回牧師として多国移民の教会で奉仕。1860年から赴任したウースター教会でリバイバルが起き、それから多くの霊的書物を書き始めた。ケープタウン教会、ウェリントン教会で牧会。1906年に牧師を辞した後は、ケズィック、ノースフィールド聖会や世界の伝道大会で説教者として活躍した。その生涯の著書は240冊にものぼる。祈りの人であり、神との個人的なディボーションを通して得る喜びと交わりが人生で最も大切なことだとの確信から、神にすべてを任せて生きることを求め続けた。