自民党改憲草案を読む

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新教出版社

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「ある日行われる『憲法改正』を阻止するため、その日のために備えて頑張ろうということではすでに敗北は目にみえている。けれども日常的に取り組むためには、現在の憲法に具現化されている普遍的とされる価値観を自らのうちに血肉化していることが前提である。そのための格好の位置に読者は居るはずである」(本文より)。 「改憲」に向けて猪突猛進の安倍内閣。現憲法の三大原則「国民主権主義」「基本的人権尊重主義」「平和主義」のみならず、「立憲主義」そのものまでも否定し、国家の都合よいように国民を縛ろうと躍起だ。しかし、私たちはそもそも現憲法をどれほど血肉化してきただろうか。立憲主義を壊す自民党改憲草案を読むことで、私たち自身の憲法理解・実践を省み、国家から諸国民に憲法を、取り戻す。 【目次より】 1 「民意の反映」を理由とする改憲手続の緩和は妥当か 2 「自主憲法」と「押しつけ憲法」 3 「立憲主義憲法」を壊す 4 国民は憲法を守れ! 5 「国民のための憲法」から「国家のための憲法」へ 6 天皇あっての日本国家――天皇による国民統合 7 「天賦人権」から「日本型人権」へ 8 「日本型人権」……これでも「人権」か? 9 ほしいままに人権制限! 10 さよなら「平和憲法」 11 進行する「解釈改憲」 日本国憲法改正草案(自由民主党、二〇一二年四月二十七日) 日本国憲法(一九四六年十一月三日) 【著者略歴】 横田耕一(よこた・こういち) 1939年、高知県生まれ。九州大学名誉教授(憲法学)。著書に、『象徴天皇制と人権』(部落解放研究所、1990年)『憲法と天皇制』(岩波書店、1990年)『アメリカの平等雇用:アファーマティヴ・アクション』(部落解放研究所、1991年)『人権とは何か』(福岡県人権研究所、2006年)など。 著者・訳者など:横田耕一

ISBN:978-4-40040732-4
JAN:9789780000000

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