人はなぜ教会を去るのか

人はなぜ教会を去るのか

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キリスト教は日本人になじまない? 教会に原因がある?
求めるものがあって教会に来た人が、一度は信仰をもったはずの人が、短期間で教会から離れてしまう……。
その理由を、人々の心理・宗教観から探る。 
【いのちのことば社 協力出版】
 

目次
第1章 人は何を求めて教会に来るのか
第2章 教会から人が去る理由
第3章 日本人にとって宗教とは何か
第4章 教会はどう対応すればよいのか
第5章 日本人はキリスト教と合わないのか

著者・訳者など:勝本正實
ページ数:128頁
判型:B6判
ISBN:978-4-264-04434-5

勝本正實(かつもと・まさみ)
1950年(昭和25年)熊本県に生まれる。高校生の時に全国家庭文書伝道協会(EHC)のトラクトで教会に導かれ、17歳の夏に受洗する。献身して聖契神学校に学ぶ中で仏教に強い関心を持ち、伝道に役立てたいと願うようになったことが比較宗教学との出会い。
聖契神学校卒業後、立正大学仏教学部(日蓮宗)を卒業。併せて僧階課程を修了。その後、仏教大学で仏教学(浄土宗)を専攻。神道や民俗宗教の学びの必要を覚えて、神道宗教学会に加入し現在に至る。
郷里熊本で13年間伝道・牧会の後、1990年から千葉県流山市で開拓伝道を開始。のちに日本聖契キリスト教団に加入し、1996年から2020年まで聖契神学校講師(比較宗教・日本教会史)を担当。
伝道・牧会の中で障害者や高齢者にも使命を覚え、地域や他教会の人たちと共に社会福祉法人(2か所)やNPO法人(3か所)を設立する。中でも障害をもつ方々のために「自立サポートネット流山」、高齢の方々のために「ゆったりほーむ」を設立し理事長を務めた。現在は柏市の「社会福祉法人 よつば」の理事長を務める。これらの働きの必要のため、社会福祉士、精神保健福祉士の資格を取得。
2018年3月に教団を退会し、新秋津キリスト教会の協力牧師を経て、現在は一般信徒に戻る。
著書に『障害者と共に生きる教会をめざして』『知っておきたい 日本の宗教とキリスト教』『日本人は何を信じてきたのか-クリスチャンのための比較宗教講座』『人口減少時代の宗教の危機と対応 キリスト教はいかに対応するのか』(以上、いのちのことば社)などがある。

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