ローマの道化師

ローマの道化師

(802485)
出版社・製造元:あめんどう

ローマで過ごした数か月間、ナウエンが最も影響を受けたのは、バチカンの赤装束の枢機卿でも「赤い旅団」(テロリスト)でもなく、大きな出来事の合間に起きたいくつもの出来事、目立たない奉仕をしている人々でした。その人々を、ローマでよく見かける道化師に例えて語った味わい深い講演集。

道化師は、注目を浴びる催し物の合間に登場し、失敗したり、こけたりします。観衆が感嘆の声を挙げる英雄的な演技の緊張の後、私たちに笑顔を取り戻させてくれます。

ぎこちなく、こっけいで、不器用で、失敗しますし、バランスも取れません。それでも彼らは私たちの味方です。 道化師たちは涙と微笑みで、私たち皆が人間の弱さを共有している仲間であることを思い出させてくれます。

 

もくじ
謝辞
改訂版への序文 スー・モステラーCSJ
はじめに
第1章 独りになることと共同体
第2章 独身でいることと聖なるもの
第3章 祈りと思考
第4章 観想と支援の働き
あとがき
訳者あとがき

 

著者 ヘンリ・ナウエン
キリスト教霊性についての著作で、世界的に広く認められたカトリック司祭。オランダ生まれ。ノートルダム大学、イェール大学、ハーバード大学で教えたのち、知的、身体的ハンディを負った人々の牧者として、カナダにあるラルシュ・コミュニティで暮らした。

 

訳者◎中村佐知
シカゴ在住。プリンストン大学大学院卒。哲学博士(認知心理学)。翻訳家。霊的同伴者。伝道者聖ヨハネ エピスコパル教会教会員。著書:『まだ暗いうちに』『魂をもてなす』訳書:『驚くべき希望』『心の刷新を求めて』『聖書に学ぶ子育てコーチング』『福音の再発見』『境界線』他。

著者・訳者など:ヘンリ・ナウエン著、訳:中村佐知

判型:四六判

ページ数:184頁
ISBN:978-4-90067748-7

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